令和6年能登半島地震について
各機関等が公開しているGISデータの入手先についてこちらのページでまとめています。
合わせて、令和6年能登半島地震の被災地の復興まちづくり支援を目的としたオンライン地図「能登半島地震 復興まちづくり支援マップ (α)」を作成しています。被害状況、被災後の空中写真、公共施設、行政区域などが表示できます。(データは随時追加しています。)各レイヤーは表示、非表示が切り替えられます。
このサイトについて
このサイトは、各研究者等が研究の過程等で作成した災害復興に関するGISデータを、オープンデータとして提供するものです。利用時には利用規約をお読みください。
なお、公開しているデータの正しさを保証するものではありません。データ内容については出典を示しておりますので、各自で確認した上でご活用ください。
現在、以下の災害のデータが登録されています。
- 関東大震災
- 第二次世界大戦(戦災)
関東大震災に関するデータは、「関東大震災に関する情報のGISデータ化・活用プロジェクト」の一環で作成しました。詳しくはこちらのページを参照してください。
データの活用例
公開しているデータを活用していただいた事例です。
- 毎日新聞社「関東大震災 地震・火災マップ」https://mainichi.jp/shinsai0901/map/ (最終閲覧 2023-10-18)
- 時事通信社「地図と映像で見る関東大震災100年」 https://www.jiji.com/jc/tokushu?id=kanto_daishinsai_100&g=ert (最終閲覧 2023-10-18)
このサイトの位置づけ
行政機関や民間企業が公開・販売しているGISデータ以外に、各研究者が研究のために個別に多くのGISデータを作成しています。同じようなデータを別々の研究者がGISデータにすることもあったと思いますが、各研究者が作成したGISデータを共有することで、二度手間にならないようにしたいと考えています。研究分野全体で考えた際には、GISデータの共有によって限られた研究時間を有効に活用でき、さらなる知見の蓄積が期待できるものと考えています。
(もちろん作成してすぐ公開というわけではなく、論文が公開されるなど、GISデータ作成者の研究が一段落ついた段階でのオープンデータ化が望ましいと思います。)
加えて、GIS化する前のデータが共有できる場合には、それも合わせて公開することが望ましいと考えています。データの利用者はGISデータの精度を自ら確認し、改善した場合にはそれを新たなバージョンとして公開することができます。都市の研究に資するよりよいGISデータの蓄積につながれば、とこのサイトを作成しました。
このサイトは、現在研究者個人が突貫工事的にレンタルサーバー上に構築したものですが、できればもう少しよいシステムで管理できればと思っています(よりよいシステムの導入もしくは既存のサイトに統合するなど…?)。
もしシステム面でご助言や協働してくださる方がいらっしゃれば、ご連絡ください。
サイト管理者:益邑明伸
(東京都立大学 都市環境学部 都市政策科学科 助教)
masumura●tmu.ac.jp
(●を@に変換してください。)